レナウン、復興支援活動を拡大

2015/08/05 06:08 更新


 レナウンは今秋冬、継続して行ってきた東日本大震災の復興支援の活動を拡大する。寄付やイベントへの協賛を通して、被災地の復興活動をサポートする。

 百貨店向けレディスカジュアルブランド「エンスウィート」は、売り上げの一部を福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ寄付する。同社が保有する福島県のニット工場アズールで編み立てたニット5型に、その趣旨を記載した特別タグを付けて販売。ニット1枚の売り上げのうち、100円を同寄付金への募金に充てる。

 GMS(総合小売業)向けメンズ・レディスのカジュアルブランド「エレメントオブシンプルライフ」は、オーガニックコットンブランド「オーガビッツ」が支援する被災地での桜の植樹活動「さくら並木プロジェクト」に参加する。米ロサンゼルス発のカジュアルブランド「マリブネイティブ・ブルー」と協業し、オーガビッツを使用した商品を企画。「オーガビッツ×さくら並木プロジェクト」のタグを付けて販売する。1枚の売り上げのうち、10円を同プロジェクトに寄付する。

 11日には、東京ビッグサイトで開催される中高生・大学生主役の復興サミット「スタンドアップサミット2015」のプログラムの一つである「復興ディスカッション」に協賛し、Tシャツを提供する。学生用400枚、主催者用400枚の計800枚を作った。



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