レナウンが民事再生手続きに入ることが明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大による販売減少が響き、資金繰りに行き詰まった。
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負債総額は138億7900万円。子会社のレナウンエージェンシーが債権者として、レナウンの民事再生法の適用を東京地裁へ15日に申請し、同日受理された。19年12月期の有価証券報告書ではレナウン単体で買掛金、支払手形合わせて31億円、長短合わせて借入金が42億円あった。今後は再建に向け、スポンサーを探していく。店舗の営業は継続する。
管財人は永沢徹弁護士(永沢総合法律事務所、東京都中央区日本橋3-3-4永沢ビル5階)。