GMT 19年春から伊婦人靴「レネ・カオヴィラ」を販売

2018/12/28 06:30 更新


 靴輸入卸のGMTは19年春夏から、イタリアの高級婦人靴「レネ・カオヴィラ」の輸入卸を始める。一部の百貨店と組んで専用の売り場を作り、プロモーションなど情報発信を行っていく考えだ。

 1934年にベネチアの郊外で創業したレネ・カオヴィラは、熟練職人が作り上げる美しい曲線のハイヒール、手作業で施す繊細な装飾を強みに、晴れ舞台に映えるイブニングシューズを作ってきた。数年前まで他の輸入卸が日本の総代理店となり、直営店を運営していた実績もある。

 GMTは、日本でビジネスを再拡大したいレネ・カオヴィラの意向と、特別感のあるインポートシューズを打ち出したい百貨店の意向をつないで輸入卸を始めることにした。

 19年春夏は、アイコンのモデルで蛇をかたどったストラップのサンダル、レース生地にビジュー装飾を施したスリングサンダル、スエードのパンプスといったエレガンスシューズから、「スワロフスキー」を散りばめたウェッジソールサンダル、スニーカーやエスパドリーユなどカジュアルスタイルも揃え、合計26SKU(在庫最小管理単位)を扱う。価格は9万4000~17万円。4~5月に伊勢丹新宿店での催事販売を予定している。

「レネ・カオヴィラ」19年春夏


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