京都で衣服の回収&循環プロジェクト 23年度に360トン回収目指す

2022/09/07 06:28 更新会員限定


岩崎社長(中央左)、榊田理事長(中央右)ら会見に参加したメンバー

 複数の企業が連携し、京都市で使用済み衣服の回収&循環プロジェクト「RELEASE⇔CATCH」(リリース・キャッチ)が始動した。「スピンズ」を展開するヒューマンフォーラム(京都市、岩崎仁志社長)と、京都信用金庫(同、榊田隆之理事長)が主催、京都市などが共催で推進する。初年度は23年2月までの半年間で、家庭で不用になった衣服を回収する回収ボックスを100カ所設置し、再利用が可能な衣服を販売・寄付することで、京都市内で循環するプラットフォームを創出する。

 京都市内中心に100カ所に設置する回収ボックスを通じ、回収量は45トン(18万着相当、1着を0.25キロとして計算)を計画。そのうちの40%を古着として国内で再利用することを目指す。関連するごみ削減量は40.5トン、CO2削減量は1895トンを見込む。

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