《名店オーナーが見据えるコロナvsファッション消費》Pt・アルフレッド 本江浩二オーナー

2020/05/15 14:59 更新有料会員限定


 大人の男性にチノパンが主役になるスタイリングを提案するメンズセレクトショップ「Pt・アルフレッド」(ジャックロビー、本江浩二オーナー)は東京・恵比寿で営業を続けて25年を超える。今春、雑居ビルの2階から1階の路面立地に移転、改装オープンしたばかりのタイミングでコロナ禍に襲われた。「最悪な時でも何かしら工夫すれば活路は見いだせる」との思いから連休明けに営業を再開した。本江代表は「個店は服好きの〝たまり場〟という本質は変わらない」と言い切る。

(大竹清臣)

 これまでECサイトは設けず、リアルな場を重視してきたので、外出自粛の流れが強まる中、売り上げは落ち込みました。新聞連載コラムの執筆やメンズ雑誌への露出などのおかげで地方から来店する顧客も多かったのですが、今回、東京を敬遠されている状況も大きな痛手です。3月中は引っ越し作業をしながら、開店休業状態。4月は店舗の営業を続けてきましたが、4月後半から5月の大型連休まで臨時休業という苦渋の決断をしました。

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