VR(仮想現実)コンテンツをクラウド上で作成・配信できる「スタイリー」を提供するサイキックVRラボ(東京)とファッションブランドの「クロマ」は、MR(ミックスドリアリティー=複合現実)コマースをマイクロソフトのアプリ販売ストアで公開した。
マイクロソフトのMRデバイス「ホロレンズ」を頭部に装着すると、現実空間にクロマのアイテムを着用した実寸大の3Dモデルが投影できる。ユーザーは気になる商品を選択し、あらゆる角度から商品のデザインや質感といったディテールを確認して、購入までをワンストップで行える。
「ブランドイメージが伝わりやすく、ファン化につなげやすいのが特徴」とし、サイキックVRラボはファッションブランドの販売や展示会などでの活用を増やしたい考えだ。
ホロレンズは現状、高額でサイズも大きく、利用者は限定されているが「デバイスはどんどん小型になり、20年以降は誰もが当たり前に使うようなパラダイムシフトが起きる」としている。
