ケイズクラフトは子供服や学校のユニフォームなどのプリントを行う。作業人数は3人とかなり小規模だが、取引先に全国の有力百貨店などに出店する子供服ブランド「KP」のニットプランナーを持つ実力派だ。KPは「店頭のスタッフとお客が毎年楽しみにしている」というオリジナルのイラストが特徴の一つで、ブランドらしい優しい風合いは長年の付き合いのもと「感覚的に理解し、的確な色出しと絶妙なニュアンスを表現してくれる」といい、評価されている。
ケイズクラフトは東京スカイツリーからほど近くの雑居ビルの一室にひっそりと工場を構える。中には20台のプリント台が並び、毛塚俊二社長を入れて3人が作業している。創業時から取引しているKPの服のプリントがここでされていることに驚くほど小さな工場だ。
■地域との交流深く
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