吉田カバンの「ポーター」は4月下旬、人気バッグシリーズ「タンカー」の新色「アイアンブルー」を発売した。発売を記念し、国内外の主要都市を巡るポップアップツアーを開いている。「ドーバーストリートマーケットギンザ」(4月16~5月13日)を皮切りに、全国の有力店を訪問し、特別な商品を販売する。
1983年に発表されたタンカーは、米空軍のフライトジャケットのMA-1をモチーフに開発した独自の3層構造生地を採用している。表地のナイロンツイルと裏地のナイロンタフタでポリエステル綿をボンディングしている。とても軽く柔らかい感触と裏地の鮮やかなオレンジ色が魅力だ。
新色のアイアンブルーは、日本の伝統色である「鉄紺」の深みのある色合いをイメージしたもの。既存色と同様、スリーウェーブリーフケース(税込み4万1800円)、ウエストバッグ(2万350円)、ツーウェーヘルメットバッグ(2万9150円)など全50型を揃える。
ポップアップツアーは、7月下旬までに全国12店で順次開催する。群馬県桐生市「エスティーカンパニー」、福岡市「チェリー」、山形県寒河江市「ギア」、金沢市「マイルストーンズ」、富山市「コータ・コート」、静岡市「フィギュア」、札幌市「マウ」、広島市「レフ.」と、東京、大阪、福岡の「ビオトープ」を巡る。
ポップアップツアーでは、タンカーの3レイヤー生地で製作したカバーをセットにした「ストレージキャビネット」(49万5000円)を完全受注生産で予約販売するほか、鍵を携帯できるアムレットと複数枚のカードを収納できるパースがセットになった「オフィサーキット」(1万6500円)を限定販売する。店舗限定品も予定されている。