プレイ・プロダクト・スタジオの「プランクプロジェクト」は、東京や大阪・梅田エリアなど大都市立地に、ここ1、2年で新たに3店の出店を計画する。5月17日、関西初の旗艦店を大阪・心斎橋の路面に開いた。オープンの告知をブランド公式のインスタグラムアカウントで投稿すると、過去最高のリーチ数だったという。
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21年7月に開いたメゾンスペシャル心斎橋店と同じエリアに出店した。同エリアに決めたのは、「ブランドのコンセプトを表現できる関西の旗艦店を路面に出したいと考えていた時、感度の高さや通行量の多さなどを考えると心斎橋が最も有力だった」からだ。
売り場面積は76平方メートルとコンパクトでありながら、オリジナルブランドを中心に、「コペルニ」「ボンボム」「ヘリオット・エミル」などのセレクトアイテムも約1割揃えている。
店内は東京・青山の旗艦店同様に、ブランドのテイストであるモード、エレガンスを表現した。シルバーの什器、コンクリートや木の壁面など「大人女性のリビング」をイメージした。
プランクプロジェクトは売り上げが、ECと実店舗ともに前年比70%増と伸びている。ブランドを立ち上げて2年目だが、すでに黒字化も見えている。
今年は中国や韓国の感度の高いセレクトショップなどへの海外卸も視野に入れる。