ライセンス管理事業のパーソンズデザインスタジオ(東京・吉川英彦社長)は、主力の「パーソンズ」がブランド設立40周年を迎えたことから、幅広い年齢層や海外市場を視野に入れた発信を強める。また、新たにニューヨークの「シンシア・ローリー」と契約し、ライセンシーの開拓に乗り出している。
パーソンズは1976に発足し、80年代のDCブームで全国的に知られるようになったカラフルでポップなイメージのカジュアルブランド。現在はライセンス商品のみの展開で、同社が管理している。ライセンシーは様々な分野で100社ほどとなっている。
このビジネスを、小売店とのコラボレーションや若い人たちに向けた商品作りなどでさらに進化させる。「様々なジャンルと販路で、お互いに楽しみながらできる新しい取り組みや、期間限定店など発信力のある企画」(小椋詳子ジェネラルマネジャー)を目指す。