TSIグルーヴアンドスポーツのゴルフアパレル「パーリーゲイツ」が、ワコールのコンプレッションウェア「CW-X」と協業した。定番のタイツや肩甲骨の可動域を広げるトップなどに、パーリーらしい色柄を採用し、従来のイメージを覆す。発売は20年4月中旬。パーリーゲイツ直営店と自社EC、ワコールの公式通販で販売する。
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ウェアで協業したのは5型。パーリーの象徴色であるネイビーをベースに、それぞれのブランドロゴを大きく配置したり、ブランド定番のカムフラージュ柄を全面に取り入れたりする。CW-Xのロゴの大きさは、ブランドの規定より大きいが、今回は特別に外れたという。価格は通常より3~4割ほど高め。
ワコールホールディングスは、ゴルフウェアに強いデサントと包括的業務提携を結ぶが、今回の協業はパーリー側からの強いオファーで実現した。
岡田浩治事業部長は「我々はデザインのプロとして自負があるが、本格的な機能性となると弱い。長年、人間工学に基づく研究をされているワコールと一緒に取り組むことで、魅力的な商品が作れると思った」と話す。