ワコール海外事業 ミレニアル世代の取り込み本格化

2019/12/02 06:28 更新有料会員限定


 ワコールの国際本部は、海外販売の当面の重点課題として、ミレニアル世代を中心とした新たな顧客の取り込みを掲げている。事業展開する各国で主要顧客の年齢が上昇、流通の形も大きく変わってきた。これに対応し、EC販売の拡大、デジタル技術を活用した新たな販促手法などの構築で、新世代の顧客開拓を急ぐ。先行するアメリカを軌道に乗せ、他国にも広げていく方針だ。

(山田太志)

 アメリカでは今夏、ミレニアル世代から強い支持を受けるインティメイツ・オンライン社(IO社)を傘下に入れた。IO社はSNSをはじめとするデジタルメディアをコミュニケーションツールとして活用するDNVB(デジタル・ネイティブ・バーチカル・ブランド)企業の一つ。「ライブリー」ブランドは、「アンバサダー」を通じたSNS発信などで、消費者との強いネットワークを持つ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事