24~25年秋冬パリ・メンズファッションウィーク ブランドのオリジンを背景に

2024/01/19 06:30 更新有料会員限定


 【パリ=小笠原拓郎】24~25年秋冬パリ・メンズファッションウィークは、それぞれのブランドのオリジンを背景にしたクリエイションが揃った。サステイナブル(持続可能)な切り口やリアルクローズを変化させたデザイン、アバンギャルドな装飾、それぞれのブランドらしさを強調したコレクションとなった。

(写真=大原広和)

【関連記事】24~25年秋冬パリ・メンズファッションウィーク 米国ウェスタンスタイルを取り入れて

 サステイナブルを意識したコレクションを続けるボッターは、秋冬もリメイクのコレクションが充実した。チェック地や花柄の生地を縦に切り替えてパッチワークしたジャケットやパンツ、デニムパンツを解体して仕立てたジャケットなどが揃う。

ボッター

 身頃をつなぐ二つの生地をニードルパンチで合体させたテーラードジャケットもある。デニムのセットアップもまた、縦にデニム地をパッチワークして作っている。ユーモラスなのはジャージートップにパッチワークされたシェル石油のマーク。ロゴがシェルではなくヘル(地獄)になり、ユーモラスでありながら環境への意識の高さを感じさせる。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事