心斎橋パルコ、11月に開業 年間売上高220億円めざす

2020/09/16 16:00 更新


 パルコは大阪・心斎橋に心斎橋パルコを11月に開業する。同じJ・フロントリテイリンググループの大丸心斎橋店本館に隣接し、同店北館があったビルの全フロアに入る。昨年11月に建て替え・全面改装オープンした渋谷パルコで強化したモード、アニメ、アート、食の発信に「百貨店の強み」であるラグジュアリー、高級飲食、ゴルフ・スポーツを加え、大型専門店と大型複合映画館、多目的ホールなども揃える。全約170店で、年間テナント売上高(一部テナントを除く)で約220億円を目指す。

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 地下2階~地上14階と屋上で、延べ床面積約5万8000平方メートル。投資額は約133億円で、吹き抜け空間などを含めビルを全面リノベーションする。

 地下2階は居酒屋やスナック、バーを中心とした飲食とエンターテインメント、カルチャーを融合したフロア「心斎橋ネオン食堂街」とし、来年3月にオープン予定。駅直結の地下1階は「アルビオンドレッサー」「イニスフリー」「コスメキッチンビューティー」などのコスメ、生活雑貨「プラザ」、カフェ、食物販などが入る。



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