EC「アウトネット」 35ブランド以上と限定コレクション

2019/05/27 06:29 更新


 ネット販売のユークス・ネッタポルテ・グループは、ラグジュアリーブランド前シーズン商品販売のECサイト「アウトネット」10周年を記念して、35以上のブランドとの限定コレクションを販売している。

 今回の限定コレクションは、同グループがアウトネットを通して培ってきたラグジュアリー、デザイナーブランドとの信頼関係で実現した。通常はシーズンに1ブランドと複数商品を展開しているが、今回は「オスカー・デ・ラ・レンタ」「キャロリーナ・ヘレラ」など有力デザイナーブランド35以上・100点ほどの今春夏シーズンアイテムを投入した。

 商品はカジュアルなアイテムやイブニングドレスといった日本では手に入りにくい商品を展開。特に欧州デザイナー独特の華やかな色使いが目立つ。

 アウトネットは欧米ラグジュアリー・コンテンポラリーブランドのオフプライスECサイト。18年春に日本語版サイトを開設。現地対応化したのは日本が初めて。販売するブランド商品は前年シーズン在庫だが、ブランドから直接仕入れが9割になっている。

 立ち上げから1年、ファッション雑誌のような特集や動画で旬のスタイリングで購買を喚起し、売り上げは順調に伸びている。開設後にスタートしたライブチャットでは、サイズでのアドバイスを強化。返品対応も充実して、購入客の安心感も生んでいる。堀田律子日本支社ジェネラルマネージャーは「現地サイトはデザイナーや商品の説明が簡略化されるのが顧客を引き付けているが、日本は逆に十分にコンテンツで説明をしつくすことが大事。ローカライズ対応としてコンテンツの肉付けやカスタマーサービス、決済対応などを強化していく」という。

「アウトネット」10周年を記念限定コレクション販売前に、都内でインフルエンサー向けイベントで披露


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