個性派アウトドアショップ、相次ぎ新モデル店 公園、リゾートなど新立地で

2021/05/27 06:29 更新有料会員限定


「風街道具店」は公園内にカフェと共同出店

 個性派のアウトドアショップが相次ぎ、新しいモデル店を出店している。キャンプ市場が成長するなか、「ガレージブランド」と呼ばれる凝った商品を集めた品揃えが人気で、さらに公園内やダム施設、大規模リゾートなど新たな立地での店作りに挑戦し始めた。大手企業でもキャンプ用品を扱う店舗を増やしている。

(小田茂)

 京都・大山崎町のアウトドアショップ「風街道具店」は3月末、大阪府高槻市の安満遺跡公園に高槻店を出店した。同公園施設の再開発計画に応募して選ばれたもので、知人のカフェと共同出店した。凝った品揃えの1号店とは違い、高槻店は公園に来るファミリー層などライトユーザー層が主対象。「ユニフレーム」「ソト」を中心に、イワタニや海外ブランド商品など家庭でも使える商品も充実した。店舗は約154平方メートルで、カフェが3分の2、アウトドア用品が3分の1ほど。4月上旬には店舗前の芝生広場でアウトドアメーカーと共同でテント展示会を開いて好評だったため、今後もイベントを開き、「今までにない客層にリーチし、新しいファンを作っていきたい」(五十棲智哉店長)という。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事