オープンロジ リコーの小型ハンディープロジェクターの物流を受託

2022/03/30 06:26 更新


 オープンロジ(東京、伊藤秀嗣代表取締役CEO=最高経営責任者)は、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」で、リコーが自社ECで販売を開始した小型ハンディープロジェクターの物流を受託した。

 リコーは新規事業創出の一環として同商品を企画し、製品開発のプロセスから商流の構築まで従来とは異なるアプローチで取り組んでいる。ショッピファイで構築した専用ECサイトと連携可能なシステムで、35度以下の温度でロット管理が可能な物流アウトソーシング先を探すなかで、当該条件を満たす物流パートナーとしてオープンロジを選定した。

 オープンロジは、提携倉庫をネットワーク化し、標準化した仕様とオペレーションで物流業務の効率化と一元化を実現、固定費ゼロ・従量課金で利用可能な物流フルフィルメントサービス。約1万150社(21年10月時点)の事業者が利用している。

 ショッピファイのほか、ヤフー!ショッピングやネクストエンジン、ベイス、イーベイなどのECカートやプラットフォーマーとのAPI(プログラム同士をつなぐインターフェイス)連携で自動出荷も行っている。

 今後も提携倉庫を拡大して提供可能な物流サービスの幅を広げる。EC事業者の物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、今回のリコーのように大手メーカーなどのDtoC(メーカー直販)参入も物流面で支援していく考え。

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