オンワード樫山「トッカ」が好調

2016/05/26 04:40 更新


 オンワード樫山は16年2月期に、「トッカ」が好調に推移した。売り上げ(レディス・キッズ)は前期比7・5%増の36億2800万円で、同社の30億円以上のブランドの中で伸び率はトップだった。今期に入っても「もっと伸ばせるはず」(高橋純TOCCA・DOLLYGIRL・BEIGE,事業本部商品部部長)としながらも、前年並みの水準をキープ。オリジナルの素材、「いつの時代も古くさくない正統派」という強みを生かして、売り上げ5%増を目指す。

 トッカの強みは、オリジナルの素材を使用していることや「あえてトレンドを追いかけない」ことなど。1カ月に8柄、1シーズン40~50柄のテキスタイルを日本で開発、独自性を打ち出している。デザインスタッフは社内で6人を擁するが、うち1人はテキスタイル専任だ。昭和30~40年代の刺繍などからインスピレーションを得て、桐生や北陸産地でテキスタイル開発を進めている。

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