23区ゴルフ秋冬、日本製企画4割に

2015/05/11 06:08 更新


 オンワード樫山は15年秋冬、「23区ゴルフ」で国産素材を使った商品群“ジャパンファブリックシリーズ”を大幅に拡充する。全商品に占める割合は前年の5%から40%へと大幅に増やす。軽く、薄く、暖かく、伸びる素材を多用し、動きやすく快適にゴルフを楽しめる商品を充実する。

 ジャパンファブリックシリーズは8素材・21品番で展開。日本製素材を使った質の高い商品で差別化につなげる。尾州や泉州、和歌山などの産地の高い技術を活用したものが多い。例えば尾州産では、ポリエステル100%で洗濯が可能など使い勝手が良く、ウール調に仕上げたパンツ(2万4000円)を出す。カットソートップやスカート、ブルゾンなどに使用するシャギーはピリングしにくいように仕上げた。

 ジャパンファブリックシリーズ以外にも、新しい着こなしや着膨れを防ぐアイテムを開発。「レインニット」と呼ぶセーターは、ゼニア・バルファのキャッシュウールにテフロン加工を施し、撥水(はっすい)・撥油(はつゆ)機能を備え、「小雨程度なら気にせずプレーできる」という。レディス、メンズで7品番を企画。主力のブイネックプルオーバーは1万9000円。



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