オンワード「23区ゴルフ」春物 雑貨強め出足好調

2020/03/18 06:26 更新


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 オンワード樫山の「23区ゴルフ」は、春物の新作を売り始めた2月単月のプロパー売り上げ(百貨店とEC)が、既存店の前年比で45%増となった。百貨店の閉鎖などで総店舗数が6減る中、全店ベースでは33%増となった。

 雑貨の商品企画を刷新し、投入金額も増やした結果、売り場に新鮮味を打ち出せたためだ。2月に実施した顧客向けのカタログ受注会も、掲載する全商品の生地見本を全店に配布するなどで前年の受注額を73%上回った。

(杉江潤平)

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 2月商戦は例年、「春物の新作ウェアを出しても外はまだ寒いため、お客様には響きづらく難しい時期だった」(担当の髙橋彩香マーチャンダイザー)。そのため、今年はシーズンに関係なく販売できる雑貨を打ち出すことを決定。商品企画も、ソックスやスパッツ、アームカバー、ネックカバーといった服飾系を削り、クラブケースやセルフスタンド、キャディーバッグ、マーカー、ニットヘッドカバー、シューズなど、ギアに寄せた〝実用的なもの〟を拡充した。

 さらに、通常は2、3種でベーシックなものが多かったカラー展開も、ライトグレーや黄、ピンクなどを含む4種に増やし、売り場で集積して見せるようにした。その結果、雑貨の売り上げは前年比1.5倍となり、増収を引っ張った。

 売り上げは納品時に立つものの、2月に実施したカタログ受注会も、店舗数が減っているにもかかわらず受注額は前年を70%強上回った。カタログで掲載するスタイリング数を増やし、店頭でセット購買を促しやすくしたほか、全掲載商品の約30種の生地の見本を全店に配布し、接客時に活用できるようにしたことが奏功した。

 3月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるが、「そもそも3月は売り上げ規模が小さく、4、5月に巻き返せる」と見る。4月にはUV(紫外線)カットを切り口としたEC用商品の提案など、新たな仕掛けにも挑む。

ギア系雑貨の集積で売り場に新味を出せた

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