オンワードホールディングス(HD)は社員の働き方改革プロジェクト「働き方デザイン」の中核事業を担うオンワード樫山の22年度の成果を発表した。19年8月に始め、22年度は四つの新たな取り組みを行った。その結果、社員の趣味に費やす時間の創出や育児・介護時間の確保、時短勤務からフルタイムへの切り替えなど様々なワークライフバランスを実現。人材の活躍を支える環境を整えた。
(関麻生衣)
22年度の1カ月の残業時間は18年度比52.5%減、年間の休日取得日数は4.4日増加した。さらに、育児休業の取得促進のための研修や「仕事と育児の両立支援ガイドブック」の制定などを行い、男性の育休取得率は60%(18年度は7.7%)となり、21年度の国平均13.97%の4倍以上に達した。