JR沼津駅に近く、レトロな風情のあげつち商店街。ここではファッションの協業商品で成果を上げる店も出始めた。
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〝本物〟提供したい
市川は、時計や眼鏡、宝飾品を扱う創業120年以上の老舗だ。高級感のある店内は、ポスターやグッズで飾られている。「作品を知ったのは商店街の勉強会。〝聖地巡礼〟で来てくれる人も楽しめる店にしたいと思った」と話すのは、同店企画・広報の土屋達己さん。自身も作品を見て研究し、訪れたファンと積極的に交流を重ねたという。
しばらくして協業商品の話が持ち上がり、土屋さんは宝飾品店のノウハウを生かして指輪とペンダントを作ることを構想。作中のキャラクター「津島善子」が同店近くに住んでいる設定のため、津島善子のアイコンであるデフォルメした悪魔のマークを題材にした。
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