韓国発EC「ヌグ」、ルミネエストに初の常設店 日本企業との協業商品も販売

2023/09/14 17:00 更新


初のブランド常設店を活用したイベントや期間限定店も計画中

 韓国発ECプラットフォーム「nugu」(ヌグ)は9月14日、ルミネエストの地下1階に初の常設店をオープンした。売り場面積は約66平方メートル。公式オンラインストアの人気商品や日本のブランドとの協業商品などを販売する。イベントスペースを設置し、様々な期間限定店の開催も予定する。

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 ヌグはメディケアラブス(ソウル)が運営している。SNSにフォロワーが多いインフルエンサーがディレクターを務める小規模のブランドを集積し、拡大してきた。ECプラットフォームの月額売り上げは3億5000万円、公式アプリのダウンロード数は50万件、インスタグラムの公式アカウントのフォロワーは約54万人。

 常設店ではヌグの人気商品をメインに売る。9月末からは「アダム・エ・ロペ」や「ディスコート」など、日本のブランドとの協業商品も販売する。イベントスペースでの期間限定店や、日本未発売の韓国ブランドの販売も予定する。

 創業者のパク・ハミンCOO(最高執行責任者)は「韓国と違って日本市場はリアルの買い物が主力」と分析し、常設店の出店を計画してきた。来春は大阪への出店を予定している。

店内の中央にはボールが入った透明の什器を置いた


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