事業見直す良いチャンス
――22年度を振り返って。
22年度(22年12月期)は、コロナ禍の影響を織り込み済みでしたが、ウクライナ情勢による間接的なマイナスの影響が大きかったです。
原燃料コストが上昇し、調達難もあった。これからもこうしたリスクを抱えながら経営をするという状態が続くでしょう。リスクを挙げていくと憂鬱(ゆううつ)になるかもしれませんが、いつの世も安定した時代はなかったですよね。私が入社したころの40年前も「今年も激動の時代」というフレーズを耳にタコができるくらい聞きました。〝不確実性〟のレベルは違いますが、こういう時こそ、戦略的にどういう出資をするか、どうやって事業を立て直していくのか、といったことを考える良いチャンスと捉えればいいのではないでしょうか。
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