博多織の西村織物 〝創造的保存〟で〝見せる工房〟に タイムレスな価値を生む

2024/08/05 06:29 更新会員限定


オープンキッチンのように職人の動きや織機の音が間近に感じられる空間に仕上がったオリバ

 博多織最古の織元、西村織物(福岡県筑紫野市、西村聡一郎社長)は、工房の一角を改修しショールームやショップ、商談の場など〝織と人が交わる場所〟「ORIBA」(オリバ)を設置した。1967年建設の建物を生かしながら、古い織機や織物の道具をデザインとして取り入れ、ミニマルながらモダンで温かみのある空間に仕上げた。8月31日まで竣工(しゅんこう)記念展(事前予約制、以降も予約受け付けは継続予定)を開催しており、取引先に加えて一般客も訪れている。

(壁田知佳子)

五感で感じる織機の音

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