寧波阪急の初年度売上高が30億元超え、「将来目標」達成の見通し

2022/02/18 06:29 更新有料会員限定


「エルメス」が21年12月に市内から寧波阪急に移転オープンして以降、他ブランドの売り上げも伸びている

 【上海支局】寧波阪急(運営は寧波阪急商業)は、将来的な年間売上高目標としていた30億元(約540億円)を開業初年度で超える見通しとなった。開店からラグジュアリーブランド、地下の日本食ゾーンが売り上げを引っ張っており、21年末に「エルメス」が開店し、さらに新たな富裕層客が増えて他フロアにも効果が波及している。

 同店は21年4月8日に開業して約9カ月が経った。オープンから数カ月、寧波市民がこぞって来館して活況だった。特に地下1階の日本飲食ゾーン、スーパー・泉屋、1階のラグジュアリーブランド集積、2階の化粧品フロアは買い回り率が今も非常に高い。

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