ルミネがJR新宿駅新南口で運営するニュウマン新宿はショップと連携して、顧客向けの販促を強化したことなどが実り、健闘している。4~8月の全館売上高は前年同期に一部店舗を除いて臨時休業していた4~5月を含めて、前年同期比65%増、6~8月で7%増だった。秋に16年春の開業来最大規模の改装を実施、ファッション、コスメ・生活雑貨、食を軸に「大人の女性客に向けて、上質で洗練されたライフスタイル提案を強化」(常木敬介店長)する。
(有井学)
4~8月の19年同期比の売り上げは全館で42.4%減。飲食・食物販店が大半の駅改札内・改札外近接区画(駅部)は50.8%減だった一方、ファッション・雑貨主体のビル内(ビル部)は3月の大型店の退店に伴う売り上げ減少分も含め、35.6%減と比較的健闘した。中でも、コスメは17%減、レディスファッションは退店分も含めて、19.2%減で、「都心部の商業施設が苦戦している中では頑張った」。ファッションはレディス「APストゥディオ」「プラージュ」など、レディス・メンズ「キャバン」「スーパーaマーケット」「メゾンキツネ」など、コスメは「イソップ」「シロ」などが好調。