大阪靴卸協同組合 加盟各社に緊急助成金給付

2020/04/16 06:25 更新


 大阪靴卸協同組合(野口貴弘理事長)は新型コロナウイルスの感染拡大で組合員企業各社が大きな影響を受けているため緊急理事会を開き、大阪市靴見本市協会と共同で助成金を給付することにした。均等の分配とし、給付予定日は4月17日。

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 メーカーから商品が上がってきても、小売店が休業で納品できない状況があるという。しかし、現実のビジネスは支払いが先行する。「国の支援は今は融資が中心でなかなか厳しい」として、助成金を出すことにした。大阪市靴見本市協会と共同にしたのは、合同展「オーサカシューフェア」を開催していないため。

 組合は相互扶助、業界を発展させることが目的で、緊急時には積立金や余剰金を使う必要があるとしている。

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