ネットショッピング、購買の決め手は?

2016/07/25 06:15 更新


《データを読み解く》「詳しいサイズ情報」が67%

 CCI国際綿花評議会の調査によると、日本のネットショッピングにおける購入決定要素は、「詳しいサイズ情報」が67%と最多だった。次に「詳しいフィット感情報」66%、「素材情報」57%、「拡大表示」57%、「カスタマーレビュー」55%と続く。レビューに着手しているECはまだ少ないため、差別化の一つになりそうだ。

 「衣料品をオンラインで購入する際の懸念」は、「配送料金」が80%と最多。次に「商品に触れられない」76%、「試着できない」73%、「衣料品の品質」72%と直接商品が見られない不安が根強い。「洋服の情報源」は51%が「インターネット」だが、「店頭ディスプレイ」も49%と拮抗している。その後は、「すでに持っている服」31%、「街を行く人々」27%、「雑誌26%」と続く。

■グローバル・ライフスタイル・モニター調査 日本、中国、ドイツ、イタリア、イギリス、インド、トルコ、タイ、コロンビア、メキシコ各1000人が対象



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