《トップインタビュー2024》ナルミヤ・インターナショナル社長 国京紘宇氏 社員教育など人的資本に投資

2024/02/02 11:30 更新有料会員限定


国京紘宇氏

 13年ぶりの社長交代から8カ月が経った。今期(24年2月期)は、売上高、利益が18年の上場後で過去最高を更新する見込み。今は種まきの期間として、トップダウン型から社員一人ひとりが自発的に考える組織へと、社員教育や異業種交流、ボーナスの増額など人的資本に投資する。

【関連記事】W&Dインベストメントデザインがニットプランナーの事業を譲り受け 再建に〝ナルミヤの経験〟活用

積極的にインプット

 ――業績が伸びている。

 実は9月の朝礼時、「すごく不安だ」という思いを伝えました。好業績は、外出需要の回復という顧客側の要因だけであって、当社から働きかけたわけではありません。そこを変えるために、下期からインプットの機会を積極的に設けています。マーケティング学習アプリを全社員に導入したほか、企業内起業家を育成するための塾に数人を派遣し、異業種交流を進めています。韓国トレンドをつかむための出張や、ワールドの生成AI(人工知能)の勉強会に参加したり。店長研修もたくさんしたい。ボーナスも増額し、来年はもっと上げる計画です。人的資本に投資していきます。

 ――目指すところは。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定トップインタビュー



この記事に関連する記事