名古屋三越、学生が制作したドレスでショー開催

2018/02/08 04:24 更新


 名古屋三越栄店は4日、バレンタインデーを前ににぎわうサロン・デュ・ショコラの会場で「ショコラパーティー」をテーマにしたファッションショーを初めて開いた。

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 ショーのドレスはさくら学園慈恵歯科医療ファッション専門学校や椙山学園大学の学生が制作した。慈恵の学生は、「フレデリック・カッセル」や「アンリ・ルルー」など世界的なショコラブランドのイメージをデザインや色、ディテールに込めた。

 奈良県の「ガトー・ド・ボワ」をテーマに、2カ月がかりでドレスを制作した弘中唯さん(慈恵・ファッションベーシック学科2年)は、「和のスイーツから〝輪〟をイメージして、つながりや助け合いを表現した」という。ヘアアクセサリーに水引を使い、ディテールに〝和〟を差し込んだ。学生を指導した岩田美幸ファッションテクニカル学科教員は「チョコをどうデザインで表現するか、真剣に考え、大変勉強になったと思う」としている。

 企画した名古屋三越では「他店にはない取り組みとして、サロン・デュ・ショコラに来場されたお客様に楽しんでいただけた」(同店営業統括部食品担当兵藤弘和バイヤー)と、新しい顧客作りにつなげていく。

名古屋三越 ショコラパーティーをテーマにファッションショー
さくら学園慈恵歯科医療ファッション専門学校の学生さんら


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