「ナゴンスタンス」今秋冬 大人が屋外で過ごす服

2018/05/21 11:00 更新


 植田みずきさんがクリエイティブディレクターを務めるレディスブランド「ナゴンスタンス」(バロックジャパンリミテッド)の18~19年秋冬物は、アウトドアシーンなどをイメージし、実用的だがおしゃれな大人の休日着を作った。

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 ナゴンスタンスは30~40代中心の女性が休日に着る服を提案し、デビューシーズンの18年春夏は麻のリゾートウェアや水着、デニムパンツが売れている。プールなど子供とのお出掛けの多いママにも好評だ。秋冬も、グランピングの時に便利な防寒アイテムなど、リアルなニーズを企画に生かした。

 型数を豊富に揃えたアウターは、アウトドアウェアのディテールを取り入れつつ高感度な大人の女性にはまるデザインに仕上げている。キルティング生地とボアを切り替えたかぶりのアノラック型アウターは、パイピングの配色が可愛い。MA-1型ブルゾンは、体に固定できるひもが内側に付いているので、抜き襟風や肩にかけたりと今っぽく着てもずり落ちない。ダウンコートやモッズコートもある。アウターは5万円台中心。

「ナゴンスタンス」18~19年秋冬物

 楽に着られるがおしゃれに見えるニットワンピースも充実する。展示会でも好評だったリブニットの商品は、ワンピースのほかレギンスやプルオーバーもある。カジュアル色が強くなりがちなスウェット物は、パターンを工夫することで洗練された雰囲気のプルオーバー(1万8000円)やパンツにした。デニムパンツも引き続き出す。

引き続きデニムパンツも打ち出す(「ナゴンスタンス」18~19年秋冬物)


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