マッシュスタイルラボは「リリーブラウン」で4月20日、企業として初となる本格的なランジェリーラインの販売を始める。下着はアウター類と物作りのノウハウやMDが異なるが、「家の中でリリーブラウンを感じられる戦略」(近藤広幸社長)の一つとして挑戦する。チーフデザイナーには経験者を採用、デビュー時は着け心地に重点を置き、安心・安全を訴求する。今後は客のリアルな声も吸い上げながら、デザインの幅を広げていく。
(関麻生衣)
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宝探し感覚で楽しく
近藤社長は「それぞれのブランドでフィロソフィーと合うようなチャレンジができればいいなと常日頃から思っている」と話す。コロナ禍で「スナイデル」から派生して部屋着の「スナイデルホーム」をスタートしたのが一例だが、「ブランドの世界を応援、支持してもらえるファンが増えていった時に、服以外や、また違うシーンでその世界を表現」して顧客の期待に応えたいとの考えがある。