ケースタイル(埼玉県川口市)はコロナ下の20年に高橋蔵央代表が立ち上げたバッグ・小物メーカー。連携する元同僚のバッグ縫製工房(ケーズプランニング)と同じ建物内に事務所を構え、外注先の裁断や漉(す)き、縫製など分業制の各段階を担う専門の職人たちをつなげることでものづくりを完成させる。22年11月から裁断加工の自社工場(埼玉県八潮市)も始動した。数年後には縫製と裁断などを1カ所に集約したものづくりの拠点を開設する計画だ。
つなぎ役に徹する
高橋代表はレディス向けバッグメーカーに20年以上勤め、外注先の生産管理を担当してきた。20年に独立し、川口市で起業した。事業内容はバッグや財布のOEM(相手先ブランドによる生産)、ノベルティーやオリジナルバッグ製作のサポート、バッグの修理・革のメンテナンスなど。高橋代表は職人ではないので自ら作ることはなく、つなぎ役に徹している。
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