三井不動産と三菱地所の23年3月期の商業施設事業の業績はともに増収増益で、コロナ禍前の19年度水準に近付いた。21年度上期の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置に伴う休業を含む営業制限とテナント賃料の減免措置の反動増に加え、昨年春以降の行動制限の大幅緩和の効果で既存SCの売り上げが前年に比べて回復した。今期はともに、19年度実績を上回る売り上げの回復を見込み、引き続き増収増益を目指す。
(有井学)
ともに、全社連結業績が増収増益で、全段階の利益で過去最高額を更新した。
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