三井不動産、「ららぽーとクローゼット」を多店化 海老名に2号店を開設

2023/12/04 06:30 更新


「プラスミラー」を入り口に設置している

 三井不動産は12月8日、ショールーミングストア「ららぽーとクローゼット」の2号店をららぽーと海老名(神奈川県海老名市)にオープンする。面積は約128平方メートル。パーソナルカラー診断などの体験型サービスを通じて、客の購買意欲を高め、ECや施設内のテナントへの送客につなげる考えだ。

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 ららぽーとクローゼットは、自社ECモール「アンドモール」に出品するブランドの商品を集積している。サンプルを試着できるほか、プロや機械によるファッション診断などを受けることができる。気に入った商品は施設内のテナントや、QRコードを読み取ってECで購入できる。

 21年3月にららぽーとTOKYO-BAYに1号店を出した。スタイリストによるコーディネート提案やパーソナルカラー診断などの予約制サービスが好評で、30~40代女性を中心に利用が増えている。出品ブランドによると、ららぽーとクローゼット経由の客は購入率が7割以上で、客単価も高くなる結果が出た。

予約制サービスのパーソナルカラー診断を体験する様子

 海老名店はAI(人工知能)カメラやタッチパネルでパーソナルカラーやファッション診断ができる「プラスミラー」を2台設置。「3Dボディスキャナー」を使った骨格診断やプロによるカラー診断を受けられるブースなども設ける。

3Dボディスキャナーによる骨格診断を受けられる試着室

 同社は今後、全国のららぽーとに広げたい考えだ。

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