三井ショッピングパーク門真が4月17日開業 「ららぽーと」とアウトレットの複合施設

2023/02/09 06:26 更新


2階にMOPを配した

 三井不動産は、「三井ショッピングパークららぽーと門真」と「三井アウトレットパーク(MOP)大阪門真」を組み合わせた施設「三井ショッピングパーク門真」(大阪府門真市)を4月17日に開業する。ららぽーと業態とアウトレット業態の一体開発は同社初。隣接して会員制の「コストコホールセール」門真倉庫店や分譲マンションなども配した複合開発になる。

 施設コンセプトは「便利も、特別も、ワクワクも、ぜんぶ。」で、日常と非日常の双方のニーズに対応した施設の位置づけ。門真市、守口市、大東市、大阪市内や北摂地域のほか、生駒市、奈良市などからの来店を想定するなど、半径10キロ圏が標準のららぽーとよりも広域商圏を対象にしている。店舗棟は、地上4階建てで店舗面積は6万6300平方メートル。1、3階がららぽーとで153、2階がMOPで98の計251店で構成する。食に力を入れており、1階は、約2500平方メートルの「黒門市場」のほか食品スーパー、飲食店などフロアの半分(約9600平方メートル)が食を占める。このほか、1階に「TOHOシネマズ」などが入る。2階のMOPは、3月に閉館する「MOP大阪鶴見」を移転・増床するもの。店舗面積は大阪鶴見の2倍強の2万200平方メートルに、店舗数も約1.5倍の98店に広げた。「チャールズ&キース」「カレ」「スタッカート」などが国内初で出店するほか、関西アウトレット初が13店入る。

 開発区画全体は敷地面積16万平方メートル強で、同社商業施設のほか、三井不動産レジデンシャルによる分譲マンション(敷地面積5600平方メートル、11階、155戸)、今夏に開業予定のコストコ(3万4000平方メートル)、東和薬品の事業所(約7700平方メートル)で構成している。



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