「ミラノ・デジタル・ファッションウィーク」が、7月14~17日に開かれる。21年春夏のメンズコレクション、メンズとレデイスのプレコレクションを発表する。デジタルライブ配信を中心に37ブランドが参加。「ドルチェ&ガッバーナ」「エトロ」は、ライブストリーミングの他に、招待客を少人数に限定した実際のショーもミラノで開催する。
世界各地の時差を考慮し、異なる時間帯にアクセスが可能。米国は、ニューヨーク・タイムズが公式ストリーミングパートナー。近日中に各地のパートナーを発表する。ストリーミングの他、サステイナビリティー(持続可能性)、職人技と革新技術のリンク、ダイバーシティー(人材の多様性)、政治・産業界のキーパーソンとの対話など、様々なテーマに沿ったコンテンツも提供する。
主催するイタリアファッション連盟のカルロ・カパサ会長は、「デジタル・ファッションウィークは、新型コロナウイルス流行下におけるソーシャルディスタンス確保のため、また移動が困難であるという状況から生まれ、複雑な現状へのダイナミックな解決策にもなり得ると考える。
今後、デジタルとして独自の展開を見せるのか、生産性と創造性にあふれるメイド・イン・イタリアの価値をプロモーションするのに欠かせない、本来のファッションウィークを開催できる時が訪れるまでのものとなるのか。いずれにしても機能的で創造的なツールであるといえる」としている。
【スケジュール】
〈14日〉
12:00 MSGM
12:30 マリアーノ
13:00 プランC
13:30 ヴァレクストラ
14:00 プラダ
15:00 アルベルタ・フェレッティ
16:00 ヴィヴェッタ
16:30 イーディスマルセル
17:30 フィリップ・プレイン
〈15日〉
10:00 エトロ
11:00 レゾム
12:00 MTLストゥディオ・マッテオラマンディーニ
13:00 ファビオ・クアランタ
13:30 APN73
14:00 M1992
14:30 ユナイテッド・スタンダード
15:00 スンネイ
16:00 サルダール
17:30 ドルチェ&ガッバーナ
〈16日〉
10:00 シモーナ・マルツィアーリ MRZ
11:00 エルマンノ・シェルヴィーノ
12:00 フィロソフィー・ディ・ロレンツォ・セラフィーニ
13:00 サルヴァトーレ・フェラガモ
14:00 トッズ
15:00 ディースクエアード
16:00 ハン・コペンハーゲン
16:30 ヌメロ00
17:00 デイヴィッド・カタラン
〈17日〉
10:00 イレブンティ
11:00 チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス
11:30 ジエダ
12:00 フェデリコ・チーナ
12:30 ガル
13:00 アンドレア・ポンピリオ
14:00 グッチ
15:00 エルメネジルド・ゼニア
16:00 ミッソーニ