婦人服メーカーのエム・アイ・ディー(大阪市)は26日、阪急うめだ本店でモードエレガンスのブランド「ブレンヘイム」で、大掛かりなイベントを開いた。ファッション誌2誌の編集長とモデルによるトークショーで、会場の祝祭広場は立ち見が出るほどの盛況だった。
イベントは「目指せいい女スタイル!『ブレンヘイム』×『ジェイジェイ』×『オッジ』スペシャルショップ」。エム・アイ・ディーの前川秀文社長の呼びかけで光文社(ジェイジェイ)、小学館(オッジ)という出版社の壁を越えた取り組みとなった。
両誌の編集長と滝沢カレン、有末麻祐子、林田岬優、香川沙耶のモデル4人がトークショーに参加し、いい女の条件、ブレンヘイムの特徴について語った。オッジの守屋美穂編集長は「両誌のコラボレーションは画期的なことで、楽しい取り組みができた」と話した。
同様のイベントは伊勢丹新宿本店、JR名古屋高島屋でも開かれ、ブレンヘイムの期間限定ショップも開かれた。エム・アイ・ディーの前川社長は「もう一度、アナログな紙を通してブランドの良さをアピールしたかった。ファッション誌と組み、(消費者に)すり込んでいく」と狙いを話している。