キャッシュレス推進協議会とプレミアムフライデー推進協議会は29日、経済産業省、決済・小売り事業者と連携して、「キャッシュレスキャンペーン」を開始した。
各事業者によるポイント付与拡大などの特典サービスをプレミアムフライデーなどに合わせて実施することで、キャッシュレス決済とプレミアムプライデーを浸透させ、消費の喚起を狙う。
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第1弾として29日には、経産省内の講堂で「キックオフイベント」を開いた。キャンペーンに参加するクレジットカード、QRコード決済、電子マネーなどの決済事業者30社がブースを出展し、自社の取り組みを業界関係者に向けてPRした。世耕弘成経産相も各ブースでキャッシュレス決済を体験した。
オリガミによる100円分のクーポン追加配布、ペイペイによる「ボーナス」の上限額の拡大、LINEペイによるポイント20%還元など29日限定企画を含め、各事業者がキャンペーンを始める。
第2弾は4月末からの10連休を「キャッシュレスウィーク」とし、様々なイベントやキャンペーンを実施する予定。世耕経産相は「キャッシュレス決済とプレミアムフライデーの普及に一体的に取り組むことに意義がある。消費者の利便性と事業者の生産性向上、消費の喚起と働き方改革につなげていきたい」と語った。