メリケンヘッドQ、野生鹿の「副産物」を服や小物へ

2017/11/15 04:28 更新


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エシカルを切り口としたオリジナルブランド「ボガボガループライン」の白シューズ

 メリケンヘッドクォーターズ(神戸市、電話078・360・1158)はエシカル(倫理的な)を切り口としたオリジナルブランド「ボガボガループライン」で頭数調整のため処分される野生鹿の副産物を有効活用したウェアからバッグ、アクセサリーまでトータルで提案する。地元兵庫県の猟友会やタンナーとも協力し、鹿の皮はもちろん、角、猟銃の薬莢(やっきょう)まで再利用している。

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 18年春夏は白をキーカラーにシャツやパンツ、バレエシューズ、財布など革小物まで色を統一しクリーンなイメージを表現した。「以前は単品ごとのセレクトが中心だったが、今回、トータル提案したことでエシカルなブランドとして複数のアイテムを発注するショップが増えた」(入舩郁也社長)という。

 鹿革は重金属を含まない染料で染め、ソフトでナチュラルな風合いに仕上げた。ショルダーバッグ(3万8000円)、ポーチ(1万6000円)、長財布(1万4800円)、名刺入れ(3900円)、バレエシューズ(1万2000円)など白を中心にキャメル、茶、黒なども揃える。

鹿革や薬莢を使ったアクセサリーやパーツ

 野生の鹿はキズが多いので無駄なく活用するため、別売りのショルダー(犬のリードも可)や引き手、ボタンも販売する。主力アイテムのシャツでもくるみボタンとして使用する。シャツは120双糸の綿100%やリネン混などを使い、後ろ身頃が1枚はぎの立体的なパターンをフラットシーマで縫製するなど着心地を重視した。ジェンダーレスタイプは長袖に五分袖、七分袖(1万4000円)を加えた。

 同社は地元では衣料品の直営店だけでなく、鹿肉を中心とした飲食店も運営している。卸し先は個店を中心に30店弱だが、百貨店など新たな販路へも広がりつつある。


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