メルカリとNTTドコモは2月25日、両社のブランドロゴを看板に掲げたショップ「ドコモ・メルカリコンセプトストア」の実証実験を開始する。フリマアプリ「メルカリ」の出品から梱包(こんぽう)、発送までをサポートする。メルカリはオフラインでの顧客体験の向上、NTTドコモはドコモショップ来店者のメルカリの利用促進や顧客拡大を検証する。
コンセプトストアでは、フリマアプリ「メルカリ」の初期設定方法や使い方を無料でレクチャーするスタッフを配置する。梱包資材の購入や梱包代行の依頼のほか、「メルカリポスト」から売れた商品の投函(とうかん)もできる。出品したい商品を撮影できる「撮影ブース」も設置。「自宅できれいに撮影できない」といった悩みも解決する。
両社はこれまでも全国のドコモショップで「メルカリ教室」の開催や「メルカリポスト」の設置などで相互連携してきた。東京、愛知、神奈川のドコモショップ5店をコンセプトストアに刷新して実証実験する。