メルカリがNFT事業に参入 パ・リーグ6球団らと共同で

2021/12/16 14:38 更新


16日、会見を開きゲストにプロ野球解説者の里崎智也氏が登場(右)

 メルカリがNFT事業に参入する。12月16日、パ・リーグ6球団およびパシフィックリーグマーケティング(東京)と共同でNFT事業について発表した。

 パ・リーグ6球団の名場面や記念シーンをコレクションできる「パ・リーグ・エキサイティング・モーメンツβ」を提供する。試合映像のコンテンツを自分だけのコレクションとして保有できるパ・リーグ6球団公式のサービスにする。

 初期ラインナップは21年のシーズンで活躍した選手を中心に18プレーを収録し、専用ウェブサイトで数量を限定して販売する。購入コンテンツはダウンロードして保有したり、SNSでシェアすることもできる。来年をめどに、プロックチェーンを活用したサービスや再販機能の実装なども予定する。

試合映像コレクションとして販売する

 メルカリは21年4月に暗号資産やブロックチェーンを活用したサービスを企画・開発するメルコインを設立した。今回の取り組みでNFTを消費者にとって身近にするとともに、将来的にはフリマアプリなど二次流通でNFTを売買できる環境をつくっていくものと見られる。



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