メディアシーク JANコード活用し口コミ投稿サービス

2018/01/22 04:25 更新


 スマートフォン向け無料バーコードリーダーアプリ「アイコニット」を提供するメディアシーク(東京、西尾直紀社長)は、商品パッケージのバーコードを利用して簡単に口コミ投稿・閲覧ができる新たなウェブコミュニケーションサービス「ものトーク」を23日、ナイガイの協力のもとに開始する。

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 新サービスは、国内で流通・販売するほぼ全ての商品に印刷されているJANコード(日本共通商品コード)を活用する。JANコードを読み取ると、口コミ投稿や閲覧、SNS(交流サイト)への投稿、商品情報が一括で閲覧できる。商品を選ぶ際に口コミを重視する消費者の購買をサポートするのが狙いだ。企業はデータ収集や顧客分析ツールとして活用できる。JANコードを利用して少ない初期投資で参加できるサービスとして、企業規模や業種を問わず広く参加を募る。

 アイコニットでバーコードを読み取ると、ものトークと、当該商品を検索エンジンやECモールで検索できる、二つの選択肢が表れる。ものトークの画面に表示される商品情報は、JICFSデータ(JANコードに付随する商品情報を一元管理するデーターベースサービス)、大手ショッピングサイトに掲載されている商品情報データ。ものトーク向けの独自の画像や、テキストの表示の掲載も可能だ。

 独自データは企業から提供を受けて作り、当初はナイガイの18年春夏新商品からスタートする。ナイガイは自社商品に口コミを投稿したユーザーに対して賞品が当たるキャンペーンも、ものトークを通じて実施する。独自情報が掲載できるカスタム利用の月額料金は100SKU(在庫最小管理単位)で5万円から。

 今後、中国語などニーズの高い外国語への翻訳機能や、食品であればカロリー表示もできるよう改良を加えていく。

 アイコニットは累計2600万ダウンロードを超えるバーコードリーダーアプリ。QR、JAN、デザインコードなど様々なコードに対応する。

簡単に口コミ投稿できる「ものトーク」





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