「マックスマーラ」は22年プレフォールコレクションを発表した。「クラシックの革命」と題した新作は、保守的ではないクラシックを証明する3人の人物からイメージした。作家で批評家、俳優でもあるフランシス・アン・レボウィッツ、ミュージシャンのパティ・スミス、読書家でモデル、女優のカイア・ガーバー。それぞれの生き方やスタイルをマックスマーラのフィルターを通して表現する。
レボウィッツからは、ピンストライプのジャケットにフレンチカフスの上質なポプリンシャツ、ウォッシュドジーンズ、ウェスタンブーツ、カシミヤの上質なコート。スミスからはスマートなテーラードスーツにマニッシュなシャツ、乗馬の要素。ガーバーからはブレザーとジーンズ、オーバーサイズのデニムジャケット、クラシックなトレンチ、ダブルフェイスのコクーンコート。こうした各自のワードローブをベースにした。濃いネイビーのピンストライプはブリーチ加工のボーイカットジーンズと組み合わせるほか、高級服飾店のネクタイのようなクラバットプリントのパッチワークも登場した。力強いグラフィック文字のスローガンをピンクやアイシーブルーのTシャツに描いた。