イタリア製の高級紳士靴「マックス・ヴェッレ」は17~18年秋冬向けからレディスラインを始める。シューズデザイナー、マックス・ヴェッレが紳士靴で培ったセンスやノウハウを凝縮した、シックでタイムレスな印象が特徴だ。
「セクシーさというよりも、マスキュリンとフェミニンの融合をコンテポラリーに見せたかった」とマックス・ヴェッレ。内羽根式のレースアップシューズは、シャープなトウラインで立体のラインをきれいに出しており、グラフィカルなステッチを利かせることで「足が長く見える」効果を持たせている。フレンチカーフ、メタリック加工を施したナッパ、エナメルレザーがあり、FOB(本船渡し)価格は「エントリープライスを考慮した」140 ユーロ 。
ブーツもミドル丈からロング丈、ニーハイブーツまで揃えた。黒ベースのレザーに赤の染色を重ねたルージュノワールなど、光に当たると色が変化して見える加工に独自性を出す。ロングブーツ290 ユーロ 。ほかに、テキスタイルを使ったスリッポンもある。
次シーズンは、ハイヒールの商品化も視野に入れている。
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マックス・ヴェッレ
(写真=マルコ・ベルトリ)