大手・総合商社繊維部門の23年4~9月連結決算は、コロナ禍後の経済活動の正常化、インバウンド(訪日外国人)需要の拡大などを背景に景気回復が続き、アパレル関連事業を中心に業績が回復した。しかし、ドル・円相場が、期初の133円台から9月末にかけ150円近くまで円安が進み、OEM・ODM(相手先ブランドにおける設計・生産)のコスト増要因となった。
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