「働く日本の女性の足元をハイヒールから解放したい」――そう話すのは鈴木努マッシュスポーツラボ社長。今年3月、健康的なライフスタイルの促進を目的に一般社団法人ウェルネスウェンズデー協会を立ち上げた。
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趣旨は大きく二つ。一つ目は、週1回体にいいことをしようという提案。「女性が一番老けて見えるのは水曜日の午後3時半と言われている。ほかにも水曜日はノー残業デーが定着していたり、映画が割引になったりする。そのような水曜日に健康的な取り組みをする人を増やしたい」。
二つ目は、スニーカー通勤の推奨。「スニーカー通勤をすることで体に負担をかけず、健康的にしたい」と鈴木社長は話す。
活動の一環としてこのほど、各省庁に勤める30~40代女性によるチームウェルネス霞が関女子と「スニーカー×オフィス通勤スタイルコーディネートセミナー」を開いた。開催にあたって省庁に勤める女性に直接話を聞き、スニーカーを取り入れた通勤コーディネートに悩みを持つ女性の多さに驚かされたという。
今後は活動の幅を広げ、百貨店でのセミナーも予定している。「10月にスポーツ庁が『ファン・プラス・ウォーク・プロジェクト』を発表し、時流にも合っている。今後も引き続き健康的に輝く女性のためにコト提案をしていきたい」と語った。