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地震から8割復旧
――今期(24年12月期)の売上高は300億円が視野に入る。
5月にレインウェア製造のカジメイク(富山県高岡市)を子会社化し、この上乗せもあってグループ全体では300億円が見込めます。前期が245億円ですから、22%増。丸井織物単体で見ても、テキスタイルブランド「ノトクオリティー」の自販、産業資材、「Up-T」(アップティー)を中心としたネット事業がそれぞれ20%増と好調です。
織布事業は1月の能登半島地震の影響で一時稼働が低下しましたが、早期に復旧し、フル生産で推移しています。年初は先の受注が読めない状況ではありましたが、北米のアウトドア向けなど輸出が好調で、SPA(製造小売業)向けもけん引しています。
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