国際物流や旅行業の万達旅運(大阪市)は、スタイレム瀧定大阪、田村駒、豊島の共同配送を支えている。国が進める「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画として共同申請して昨年11月、認定を取得した。「アパレル関連分野では初めて」(目木政人執行役員東京支店長)としている。
(高田淳史)
業務は1カ所で
流通業務の効率化や共同配送で大きく3点を進める。①トラックの車両台数削減による交通渋滞緩和やドライバー不足の解消②配達回数の削減による受け取り倉庫への負荷の減少③CO2(二酸化炭素)排出量の削減などだ。
同社は、中国の上海や青島、大連、深圳のほか、ベトナムなどにグループ拠点を持つ。従来はノンアセットのフォワーダー事業を行っていたが、19年に「倉庫を構えて一貫物流を手掛ける」と千葉県船橋市に都市型物流施設の南船橋倉庫を開業、大きな成長を目指している。
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